皆様、こんにちは。
現在体操部のトラ監督を務めさせていただいている寺嶋です。
今回初めてCOACHES’ BOARDを担当させていただきます。
最近は徐々に落ち着いてきたとはいえ未だに新型コロナウィルスに伴う様々な制限下にあります。体操部も例外なく影響を受けており、一時は練習も出来ないような状態もありましたが、そんな中でも学生は今出来ることを一生懸命考え、行動しています。
それは我々の体験してきたこととはまた別の経験であり、私では想像できないようなこともしてくれます。
また、いわゆる体育会の気質は若干古いものとして扱われるような社会の雰囲気の変化もありながら、体操部の雰囲気もまた今の世代にあった部分にシフトしている部分もあります。
こういった経験や感覚を身につけた後輩たちは私たちとは違う形で社会に貢献することができ、すぐに自分なんかを追い抜いていくんだろうと思います。
そういった後輩に競技以外に私が何を伝えられるかはいつも自問自答しております。
その中でも一つ大事にして伝えたいと考えているのは先輩との繋がりです。
今の学生が今しかできない体験をしているように私も先輩方もその時しか出来ない体験をしております。私も先輩の体験はすることが出来ません。このような経験を腹を割って話すことというのは実はあまり機会がないことです。
さらに体操部ではこういった経験を認め合いながらお互いに取り込んでいけるような土壌が整っています。これは体操部が受け継いできた伝統の一つだと思っております。
なかなかに壮大なお話になってしまいましたが、結局何を書きたかったというと、またOB・OGの皆さんとご一緒出来る日をいつも楽しみにしているということです。我々の共通言語はいつでも体操と体育会とたぶんちょっとのお酒です。
どんなに時が経とうと先輩は先輩で、共に過ごした仲間は仲間です。この絆の深さはまだまだ現役に負けません。
今年は可能な限りまた皆さまで集まることが出来るようなことも実行していきたいと思いますので、ご期待ください。
ではまたお会いしましょう。(出来れば体育館で)