ご挨拶

こんにちは。昭和47年卒業の塚田治夫です。現在、器械体操部先輩団体である三田体操会の会長で、器械体操部のコーチも務めさせていただいています。今、73歳となり、塾を卒業して50年になります。これだけの年月を過ごしていると、いろいろな経験をしてきました。いい経験悪い経験など皆さんが経験していないことも沢山経験してきました。しかし、器械体操部での経験というか教えというか、それが一番の自分の力になっています。

文武両道、スポーツの3つの宝、福沢先生の教え「まずは獣身をなして、のちに人心を得る」、などなどの教え。大學生活は一番自由な期間です。勉強やるもよし、遊ぶもよし、スポーツに打ち込むもよし。その結果として、身に着けた能力が、その後の自分の人生に大いに役立ちました。海外駐在、海外で合弁会社設立、企業株式上場などなど。今思うと、大学時代本当に力いっぱい器械体操部に打ち込みました。そして多少のことはすべて対応できる自分になりました。これらの経験を全部、体操部に残していきたい、その思いが今もコーチをやっている理由だろう思います。

今の部員は、今の毎日に全力でぶつかっているでしょうか。自分の将来の為の日々を過ごしていいますか。ぜひ自分で考えて、自分の将来を切り開いてほしいと思います。