こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科4年の南和希です。
先週、器械・トラともに全日本インカレが無事終了致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。
全カレについては木曜日の岡﨑のリレー日記でも触れられていましたが、私も全カレに出場して感じたことを書かせていただきます。(私はトランポリンの部員ですので、トランポリンの全カレについて書かせていただきます)
まず結果についてですが、目標としていた男子Aクラス団体でのメダル獲得はなりませんでした。慶應は部員が少なく、男子Aクラス団体にそもそも3人しかエントリーできていませんでしたので、一人も失敗できない状況でした。しかし私が2本とも演技をそろえることができず、チームの足を引っ張ってしまう結果となりました。4年生の私にとって、今年の全カレは競技人生の最大の目標の一つだったのですが、そのことを意識しすぎてしまい、いつもと全く異なる感覚で演技に入ってしまったのが原因の一つだと思っています。気負わないようにはしていましたが、瞬間的な緊張に弱い私の悪いところが如実に表れた大会だったと思います。私が出場する大会はもうほとんど残っていませんが、悔いのない形で競技人生を終われるよう、最後まで頑張ります。
結果を追い求めなければいけない選手という立場からすれば、このような結果しか残せなかったことは非常に心残りではあります。しかし今回の大会は、トランポリン競技をしていて本当に良かったと思えた大会でもありました。
何が良かったのかと言えば、それは多くの仲間と出会えたことです。ありきたりな言葉になってしまいますが、今回ほどこのことを感じた大会はなかったと思います。
岡﨑も触れていましたが、トランポリンの全カレは、先生方やトランポリンのOBOGの方々のご協力の下、学生連盟を中心とした学生主体で運営される大会です。微力ながら学連の運営のサポートをさせていただく中で、多くの他校の学生と関わることができましたし、大会期間中には以前から慶應と関わりをもってくださっている他校のチームや選手と久しぶりに再会することもできました。この関わりはトランポリンをしていなければ決して得ることのできなかったものです。もちろん、サークルなどでの活動を通して様々な人と関わることはできたと思いますが、そこまで社交的でない私がサークルで4年間やっていけていたとはとても思えません。いくらトランポリンが好きとはいえ、やはり部活動という組織だったからこそ今まで続けられたと思います。そして、真剣に取り組んでいる者同士だからこそ、トランポリンという共通項があったからこそ、彼らと出会うことができました。これだけでもトランポリンを続けてきた意味があったと思える瞬間でした。
これは部員に対しても同様です。部員がどう思っているかは分かりませんが、私が競技をしていたことによって今の部員と出会えたこと、同じチームで競技ができたことは本当に良かったと思っています。
普段の練習ではなかなか感じられないことを感じた機会だったので書かせていただきました。
残り少ない競技生活ですが、今の仲間と競技をできることに感謝しながら過ごしていきたいと思います。
拙い文章となってしまいましたが、最後までご精読いただきありがとうございました。