バトン

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科4年の岡﨑優太です。

まだまだ暑さの続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。器械体操部では、先週末に器械・トランポリンともに、一年の中で非常に重要な意味を持つ大会である、全日本インカレが終了いたしました。
個人的には、大会直前の足の怪我もあって、目標としていた構成の演技を実施することができなかったため、悔いの残る部分もあります。しかし、大会を通じて得られたものも多く、確実に自身の成長につながる機会になったと思います。
今大会での部員たちの活躍については、ホームページの観戦記や、器械体操部のSNSなどでご覧いただけると幸いです。

さて、本日は全日本インカレに出場して感じたことについて、お話しさせていただきます。
トランポリンの全日本インカレは、その他の大会と比べて、特徴的な点がいくつかあります。
例えば、全国の学生同士の交流の機会となること、学生が主体となって動き、大会を運営していくこと、などです。
中でも、私が注目したいのが「チームとして戦うことができる」という点です。

言うまでもなく、トランポリンは個人競技です。また、器械体操とは異なり、部員各々の試技の時間帯もバラバラなため、より“個人での演技”というものに焦点が当てられがちです。それに加えて、今大会のように団体戦が行われる大会もそこまで多くありません。
勿論、コーチや部員をはじめとして、多くの方々に支えられながら競技を行っていますが、トランポリンに上がった後は一人だけの時間、自分との戦いなのです。

一方で全日本インカレでは、団体戦や大学対抗戦など、チームで点数を競う部門がいくつか設けられています。
団体戦でのメダル獲得を目標の一つに掲げていたこともあって、今大会では部員一人一人がチームの一員として演技のバトンをつないでいく、ということをより強く意識させられました。
今大会、自分は部員の中で最後の試技順となっていたのですが、それまでの部員たちの演技を見て(または聞いて)、本番前には「チームのためにも最高の演技をしてこよう」という想いを強く抱くようになっていました。
最終的に、目標としていた団体戦でのメダル獲得には届きませんでしたが、チームとしては非常に良い経験になったと感じています。

今後は、またすぐに全日本予選会・東日本選手権と、大会が迫っておりますので、これからも積極的に挑戦を続けていきたいと思います。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。