こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科 2 年の森千紗です。
大学の授業はすでに7回目の授業が始まっており、春学期の折り返し地点を過ぎました。2023年もちょうど折り返し地点に差し掛かった今振り返ってみると、これまでの半年間があっという間に過ぎ去ったことに驚きます。残りの半分を充実した年にするために、今後の目標を今一度考えなおす必要があります。
私は毎年、新年の始まりにその年の抱負を決めることにしています。昨年、時間の隙間ができるとすぐだらけて日常生活にメリハリがなくなってしまったので、今年の抱負として「無駄に過ごさない」ことを選びました。常に頭を動かし、刺激して、充実した日々を過ごすために、隙間時間をつくらないか、もしくは活用するよう心がけます。
その抱負という単語を改めて考えてみると、その意味はやり遂げたいと心の中に抱いている考えといった強く前向きな表現であるにも関わらず、確かに「負」というマイナスのイメージを持つ漢字が含まれていることに気が付きます。
「負」という漢字は、人が貝を背負う形で背に重荷を負うことを意味し、そこから責任を負うという意味で使われています。この意味を抱負という言葉に適用すると、抱えもすれば背負いもすると読め、そこからは何か強い意思や決意が伴っているように思えます。
この「負」の要素を活かすことで、抱負を抱くということはただ漠然と前向きに目標や夢を胸に抱くだけではなく、自らに責任を負いながら目標へ進むことも意味するのではないでしょうか。意味を考えると、抱負は単なる負の要素を強調するものではなく、むしろ自己成長への道における責任という意味を含んでいるように思えます。
私たちは目標に向かって進む中で発生する負の要素を重く捉えるのではなく、あくまで表面的なものとして受け入れ、本質的な価値や喜びを創造するための道具として活用するべきです。成功に向かっての道のりでの挫折や困難は、成長するために必須であり、負担を感じることも自己成長への重要な要素となることを、私は最近身をもって感じています。
今年の終わりに「負けを抱く」の抱負にならないよう、日々全力で励んでまいりたいと思います。
拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。