結果にこだわる

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部1年の小田切伊織です。先日、静岡県国体予選に出場しました。高校入学とともに全国各地へ進学した仲間と4年ぶりの再会をしたり、新しく取り組んだ技を組み込んだ演技に挑戦したりしてとても有意義な試合になったと感じました。

自分の大事にしている言葉に「結果の出ない努力はただの言い訳」というものがあります。意味は言葉の通りで、結果として表れなければどんなにその過程が良いものであっても意味をなさないというものです。受け取り方は人それぞれで、過程を重要視した方がいいという意見もあるかもしれません。でも私は結果が第一だと考えています。というのも大多数の人は結果のみで判断し、そこに辿り着くまでの過程を見ている人はごく少数に過ぎません。加えて、良い結果が出た裏には良い過程が伴っていることが多いのではないかと思います。2週間前に東日本インカレがありましたが、私自身5月頭頃まで演技に不安な箇所が多くチェックでも大過失なく6種目を通し切れたことが一度もありませんでした。安定して通し切るために演技価値点を落とすことも視野に入れていましたが、まずは自分の練習方針を大幅に変えることにしました。その結果試合1週間程前から通しの安定度が格段に上がり、本番でも安心して実施できました。通し率が低いときに、努力しているからと言い訳のように見て見ぬふりをしなくて良かったと感じています。

また、結果の出なかった努力は時間の無駄と揶揄されることもありますが本当にそうなのでしょうか。確かに、努力をしていた時間を別のことに使えばもっと結果の出る生産性の高いことができたかもしれません。一方で全てが無駄なのではなく「結果が出なかった」という結果を得られ、次に活かすことのできる経験値を獲得したとも捉えることができます。このようなことこそが結果を出すために必要な土台であり、時間の無駄ではありません。失敗ができるうちに沢山の経験を積んでいこうと思います。

最後の方はありきたりな文章になってしまいましたが、自分の考えが少しでも共有できたのであれば嬉しく思います。以上で本日のリレー日記とさせて頂きます。ご精読ありがとうございました。