聞く力

こんにちは、本日のリレー日記を担当致します、経済学部2年の畑田匠です。

うららかな小春日和が続いております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年も残すところあと1か月ほどとなり、変化の絶えなかった1年があっという間に終わろうとしています。さて、私は先日ふとしたことから、コーチングに関する本を読みました。非常に興味深い内容でしたので、今回はその内容を交えながら、コーチングについて自分の考えを記したいと思います。

「コーチング」と一言に言ってもその内容は様々です。自分においては、部活の時にアドバイスをもらい、また誰かにするときから、アルバイトの時に後輩に仕事を教えるときまで、日常生活において多くの場面で、この「コーチング」という動作が働いています。私が読んだ本では、コーチングのひとつの役割として、相手のやる気を引き出すことが挙げられています。そこで記されていた、やる気を導き出す方法はここでは全て書ききれませんが、要約すると、最も大事なのは、相手の話を聞きその人にあったアプローチの仕方をすることです。そのために、相手の話を傾聴し、その人の価値観にあった目標を設定させてあげ、本人の意見を積極的に求めることが、その人あるいはそのチーム全体としての主体性を育むことにつながっていくと思いました。

ただ、本で読んだ様に、実際にやってみようとしても、うまくいかないことも多くあり、日々発見の積み重ねです。もしこれを読んでいる方が誰かに何かを教えるときに、私が記したことを少しでも思い出して頂ければ嬉しい限りです。

この本で紹介されているユダヤの有名な格言に「人には口が一つなのに、なぜ耳は二つあるのだろうか。それは、自分が話す倍だけ他人の話すことを聞かなければならないからだ」というものがあります。古代から「コーチング」の考え方はあったと気づき少し感動しました。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。ご精読ありがとうございました。