信念

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、経済学部2年の内田祥子です。

6月になり春学期も早半分が終わりました。時間が経つのは早いものだと感じます。限られた時間を最大限に使いたいものです。

今回のリレー日記はやや感傷的な私の最近の心の内を一部綴らせていただきます。決して面白いものではございませんが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

突然ですが、皆さんは自分に信念があると思いますか。少し前になりますが、私は高校時代のある友人から「さちこには信念があるからどこに行っても大丈夫だよ」と言われました。その言葉が自分の中でずっと疑問でした。確かに高校時代の私は、勉強と部活に命をかけていたと言っても過言ではないかもしれません。良い成績を取ること、良い結果を残すことだけを考えていました。365日のうち1日も自分にオフなんてものは存在しない、1分の無駄も許さない、10秒あれば単語を確認する、という生活でした。疲れた、休みたいという気持ちを押し殺し、常に何かを生み出すという心持ちでした。娯楽の時間は1日に10分もなかったでしょう。そうすれば、勉強でも部活でも成果を出せると思っていました。がむしゃらに努力すれば得たいものは手に入ると思っていました。そのような私を見ていた友人だからこそ先程のように言ってくれたのでしょう。

しかし、そのやり方が正解ではなかったのは当時の失敗と現在の自分を俯瞰すると明らかです。心身ともに余裕がなく、視野も狭く、気づけるはずのことも見逃していました。ただ、今回私が気づいたことは、視野を広くして余裕のある計画的な行動をとるべきだということもそうですが、そうではなく、何か本当に達成したいという思いがあれば普通に考えると異常だと思われる努力も惜しまずできるということです。今の自分には大学時代に得たいもの、部活で本当に達成したいものへの執念がかなり薄いように感じます。自分の意思を持っていないようにも感じられます。他人の承認や発言に左右され、自分一人になった途端、自分は本当は何がしたいのだろうという考えに襲われてしまうのも正直なところです。

ここ何ヶ月間かそのことに気がついてはいるものの大きな変化が出せていないことは否めません。自分への甘さを痛感しています。何事にも左右されない強い執念のようなものを持ちたいものです。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。