僕の理想の体操部

皆様こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科4年の伊保内啓佑です。
ついに4年生になってしまいました。あと1年しか無いのは寂しくて仕方ありませんが、最近は部活と就活が本当に楽しく、毎日充実した生活を送らせていただいております。

前回松本から「最近1番感動したこと」という質問をもらいましたので、初めにこちらに回答していこうと思います。最近1番感動したことは、気付いたら自分の「理想の体操部」がほとんど実現できていたことです。私は入部当初から思い描いていた理想の部の姿がありました。これといって明確なものではないのですが、沢山の部員がいて、競技力も高く、それぞれが熱意を持って部に参画し、休日には多くの先輩方が体育館にお越しくださり、といった具合に。私が塾高に入学した2018年頃の記憶が、強烈に脳に焼き付いていました。それを踏まえ、ここ最近を振り返ってみると、部員は30人程度まで増え、75点以上取れる選手も出てきて、全員が熱い想いを持ち、土日には10名もの先輩方が来てくださるようになりました。本当に「有難い」ことです。有難いどころか、数年前までは有得なかった話だと思います。応援してくださっている皆様の声、本当に支えになります。この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。

この気付きを通じて、夢を実現するにあたっては「夢を忘れること」が大事だと思いました。というのも、私は主将在任期間中常に理想の部を実現しようとしてきたわけではございません。どちらかというと、自分が「楽しい」と思う方向に進んできただけです。考えに考え抜いて体操をした方が楽しい、仲間と喜びも悔しみも分かち合い、時にぶつかった方が楽しい、全員で部を創った方が楽しい、色んな先輩方と飲みに行った方が楽しい、ただそれだけでした。ただ楽しいことをしていただけだったために、夢に向かって頑張ったという感覚は、あまりありません。むしろ、頑張っていると思っている時点で、それは夢では無いのかな、とも思いました。そうやって自分の気の向くままに進んでいった先で、きっと夢は叶うのかもしれないと、そう感じました。

何はともあれ、私たち器械男子は未だこれといった戦績を残せていません。ですので引き続き実直に直向きに練習し、全日本インカレ優勝へ向け全力で突き進んで参りたいと思います。
拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。