入部の決め手は何ですか

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部4年の永野祐里です。最近同期がリレー日記で書いている通り、遂に最高学年になりました。

4月になり、新入生が続々と体験や入部をしてくれるようになりました。初々しい新入生が見学・体験で目を輝かせてくれたり、入部しました!と報告してくれたりする姿を見ていると、嬉しいと共に自分が入部した当時を思い出しました。今回は自分自身の入部の決め手についてお話しようと思います。

私はよく、体操・トランポリンを全くしたことがないのにわざわざ選手として入部したのはなぜか、と聞かれることがあります。新歓で体操部のことを知ったから入部したのか、と聞かれることもありますが、私が1年生の頃はコロナ禍で対面新歓はありませんでしたし、遊ぶ気満々だった私は入学時に送られてきた冊子の部活の部分に目を向けたことも新歓のYoutubeを見ようと思ったこともありませんでした。

器械体操部の存在を知ったのは、おそらく初めてのリレー日記でも書いたと思うのですが、サークルの友人が教えてくれた1年の秋でした。そもそも何故そんな話になったのかというと、トランポリンの授業を履修したいと思い春秋共に履修申告したのに2回とも抽選に落ちてしまった、という話をしたことがきっかけでした。その話を聞いた友人が器械体操部について教えてくれ、興味を抱いた私は体験してみたいと思い、連絡させてもらいました。正直、その時はあまり入部する気はなく、大学生活がパッとしないから新しい世界をちょっと見てみようかな、ぐらいの気持ちでした。むしろ、皆経験者で女子も殆どいないみたいだから入れない、とすら思っていました。

しかし、体験に行かせていただいた時にその考えはすっかりなくなりました。競技が楽しかったのは勿論ですが、先輩方が気さくに話しかけてくれ、器械体操部について丁寧に教えてくれたので、入部してみたいな、と感じるようになりました。そう感じた後も、勉強との両立や所属していたサークルとの関係で、入部を決意するまで時間がかかりましたが、躊躇っていた私に入部を決意させたのは、体操部の雰囲気でした。互いに声をかけ合ったり、誰かが成功したら盛り上がったりする姿や、男女学年コミュニティ関係なく和気藹々と、しかし真剣に取り組んでいる姿に大変心惹かれました。私が中高時代に所属していた部活では、縦横の繋がりも薄く、また真剣に取り組んでいる人もいれば所謂幽霊部員もいたので、体操部の雰囲気はとても新鮮でした。

勿論入部してから今まで辛い事も沢山あり、同期とも何度も何度もぶつかり合い、辞めたいと思った事も実際に同期にもう辞めてやると叫んだ事もありました(同期の皆、迷惑をかけてごめんなさい)。それでも体操部に居続けているのは、初めて体操部に出会った時からずっと、心の奥底から体操部に惹かれ、心の奥底から体操部の人達が好きだからだと思います。初めて体操部に出会った時に、体操部が好きだと思わせてくれた先輩方や先生方、同期に感謝すると同時に、これから仲間になる新入生にも同じように体操部を好きになってもらえるよう、最高学年として頑張りたいと思います。色々と面倒臭い私ですが、皆様最後まで宜しくお願いいたします。

拙い文章となりましたが、これで本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。