こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、環境情報学部4年の福岡由唯です。本日は、長年にわたり社会に尽くしてきた方を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」です。おじいちゃんおばあちゃんに感謝の気持ちを送りたいと思います。

さて、私が高校生の時からずっと読んでいた大好きなリレー日記ですが、書くのはこれが最後みたいです。引退まではまだ少しありますが、私の大学競技生活を簡単に振り返りたいと思います。

[初めての部活]

高校卒業式の次の日から、滋賀県栗東市での春合宿に参加しました。集合写真を撮った時、自分だけ慶應ジャージを着ておらず、「早く正式に入部して赤いジャージを貰いたい…!」と感じたことを鮮明に覚えています。ここから始まる大学生活にワクワクが止まりませんでした。

[2018 大学1年生]

憧れの慶應器械体操部に無事入部でき、練習環境・人間関係・生活スタイル、何もかもが新鮮でとにかく楽しかったです。全日本インカレには団体メンバーとして出場し、チームで戦うことの難しさ、面白さ感じていました。怪我等により上手くいかない時期もありましたが、先輩方に沢山の助けをもらい復活できました。

[2019 大学2年生]

器械女子は前年と変わらないメンバー7名で練習に励みました。全日本インカレは団体出場、2年目ということで団結力の強まった良いチームだったと思います。私は全ての種目で1番手を担い、流れを作る重要な役割を経験させていただきました。先輩方には、技術面だけでなく、本当に沢山のことを教えていただきました。今思えば、先輩方の行動を観察する中で色々なことを発見し、そこで吸収し学んできたように感じます。

[2020 大学3年生]

器械女子は3名になりました。コロナによる活動自粛期間の後は、調子が上がってこない時期もありましたが、気持ちで負けずに黙々と練習に取り組みました。3名のため全日本インカレは個人出場にはなりましたが、良い演技を揃えました。冬には先輩方が引退してしまい、女子選手は私のみになると同時に、部を動かす立場の幹部になりました。初めはやっていけるのか不安がありましたが、同期や後輩に支えられながら、相変わらず元気良く活動できました。

[2021大学4年生]

最高学年になり身体の痛みは増してきましたが、モチベーションは高く維持できています。最後の最後まで上手くなる為の練習を積み重ね、また幹部の役割を全うしたいです。先日の全日本インカレではミスは出たものの、段違い平行棒ではベストの演技を出すことができ入賞することができました。この後は10月の交流戦・早慶戦、11月には慶同戦・部内戦が控えておりますので、引き続き日々精進して参ります。

今回は大学を振り返りましたが、トータル16年間続けてきた体操競技が残り2ヶ月だと思うと非常に感慨深いですし、これまでの色々な経験を思い出して涙が出そうです。体操の楽しさを全身で味わいながら、同期と共に競技生活を走り切りたいと思います。

ここまで数え切れないほど沢山の方々に支えられてきて、体操を続けることができました。私は本当に幸せ者だと思います。最後まで温かく見守っていただけますと幸いです。

引退とはいえ、私の息が途絶えるまでこの部に関わっていきたいと思っていますので、部員の皆さん、先生方、OBOGの方々、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

以上で、私の最後のリレー日記とさせていただきます、ご精読ありがとうございました。