自信と後悔

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部法律学科1年の森千紗です。

10月も半ばを過ぎ、早くも11月を迎えようとしているこの頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。朝夕、そして室内外の寒暖差があり、着ていく服に悩む日々が続いておりますが体調を崩さないよう気をつけていきたいところです。

話は変わりますが、私は先日ある本を見つけました。本の帯に惹かれて、その本を開いてみると一番に「自信があれば後悔しない」という言葉が目に入ってきました。普段自分が落ち込んでいるときは、大抵後悔している時であると自認していたので、この言葉がしばらく頭から離れずにいました。そこで今回は自信と後悔について考えたことを述べさせていただきます。

そもそも後悔とは過去の自分の選択が失敗だった時に生まれる感情であり、多くはそこに反実仮想(「もし…だったら」と考えること)が伴います。反実仮想が生まれる要因は、自分の行動を自由に選択できることで生まれる「切り捨てた選択肢」を考えてしまうことではないでしょうか。
それを踏まえて本題の言葉を考えてみると、自信を持って選択すれば他の選択肢を考える可能性が低くなり、反実仮想が生まれることは減るかもしれません。反実仮想が生まれなければ、常に最善の選択をおこなっていると自覚することになるため後悔という感情は出てこなくなるのかもしれません。
しかし、私は毎回自信を持って選択することはできません。選ぶ物事が重大であればある程、人や自分が受ける影響が大きければ大きい程、他の選択肢を見出そうとし、熟考して決定します。そして、後悔はネガティブな感情を生み出すものであると同時に、自らを反省し成長できるきっかけにもなります。以上を踏まえて考えると、後悔することを単にネガティブに捉え続けるのではなくそれを早い段階で振り切ってポジティブに考え直す事が大事なのではないかと思いました。私は後悔しないために努力するのではなく、後悔を吹っ切って自分の糧にする方に努力しようと思います。

私は一日の練習でも、毎回完璧な練習は行えません。ああしとけばよかった、こうしとけばよかった、という小さな後悔はどうしても生まれてしまいます。しかしそこで生まれた小さな後悔を大きいものと捉えて考え込むのではなく、それを踏み台にして今後成長できるように頑張ろうと思っております。引き続き今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。
ご精読ありがとうございました。