自己暗示

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科2年の金子慶汰です。
先日、神奈川県の国体代表選手選考大会(以下選考大会とする)が終了し、5月から始まった大会続きの日々にひとつ終止符が打たれました。応援してくださった方々、ありがとうございました。
そこで今回のリレー日記では年齢別、東インカレ、そして選考大会と戦っていく中で、気づいた自分の改善点と改善策について書いていこうと思います。

まずは自分の課題点について。
『メンタルが弱い。』
この一言に尽きると思います。メンタルコントロールが下手で恒常性がないのです。例えば、大会の会場練習でうまく調整できた場合は、「いける、本番は必ず通せる」と意気込み、その通りに通すことができます。しかし、調整が不十分で失敗しがちな会場練習の時は、「通る気がしない、がんばらないと」と、弱音を吐くこともあります。そんな時は決まって、演技が消極的になり、望ましい点数も出ないのです。
このように、メンタルの変化により演技も変化すると言うことが5月には多くありました。東インカレでは特に、自分の弱さが出たと思います。
そこで私は、「試技をする前に、いかなる場合でも『できる』と自分に言い聞かせる」というマイルールを定め、選考大会に向けて練習することにしました。そうすることで気持ちも前向きになり、通し率も上がりました。結果的に選考大会では自己ベストを大幅に更新する演技を実施することができました。
有効成分の含まれていない薬剤が、暗示などの力によって症状の改善や副作用をもたらす、「プラシーボ効果」のように、思い込みの力は自分に演技の完成度や自信をもたらしてくれました。

これから先、関東ブロックや全日本インカレ、全日本選手権予選など、いくつもの大きな大会が自分を待ち構えています。連戦で疲れてしまうかもしれません。演技がうまく行かない時もあるかもしれません。ですが私は大丈夫です。「思い込み」という万能薬を持っています。この薬と共に戦っていきます。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。