イエスマン

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部1年の伊藤利紀です。

そろそろ春...と思いきやまだ寒いんかい!朝の布団から出るのが辛い日々が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。春休みも残り2週間となり、新学期が近づいてきて、新たなスタートに心が躍る今日この頃です。

今回は、つい先日の春合宿での帰りの新幹線で観た、「イエスマン」というコメディ映画についてお話ししようと思います。「積極的に相手と関わってもいずれ相手は失望する」と自分を卑下し、親友や仕事の上司を含め、全ての人の誘いや依頼にNOと答え続けてきた主人公カールが、ひょんな出来事をきっかけに、あらゆることにYESと答えることにした結果、人生が好転していくというお話です。

なにかと新しい考え方や慣行に影響を受けやすい私は、とあるメンズコーチのvlogを見た翌朝には、コールドシャワーを浴びて心臓をバクバクさせていましたし、新しい単語やギャグを覚えた日には、楽しくなって何度も口にしてしまいます。そのため、この映画に感化されなかったわけもなく、物語の中盤まで、私は新幹線の車内で誰にも負けない究極のイエスマンへと変貌を遂げていました。しかし物語の終盤で、カールと私はこの機械的な考え方の誤りに気づかされ、幸いにも、東京駅に到着する頃には正気に戻ることができました。何に対してもYESと答えるこの哲学の欠点は、自分の本当の気持ちを無視してしまっている点です。もちろん、何を言われてもNOと答えるノーマンだったカールより、人と関わることへのハードルが下がったイエスマンのカールの方がフレッシュで明るい人生を送れていると思います。ただ両者とも、自分の心を無視して、相手の要求に応答してしまっているんです。「人間関係が上手くいくコツは、言いたいことを直接言い合える関係だ」と、最近彼女ができた兄が言っていました。かっこよさと悔しさで、目くそ鼻くそやけくそです。

人と関わることにしろ何にしろ、恐かったり億劫だったりすることがあります。でも、それと同時に『やってみたい』『挑戦したい』という気持ちが少しでもあるなら、その気持ちを大事にして行動すれば、今よりも面白くて楽しい未来が待っているはずです。この映画は、そんな考え方を提供してくれる学びの多い作品でした。この考え方を、これからの人生に活かしていこうと思います。今回も例のごとく、鬼のように啓発されてしまいました。色々なサブスクリプションで配信中です!ぜひご覧ください!

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。最後までご精読いただきありがとうございました。