2024年11月2日(土)〜3日(日)、久喜市COREヴィレッジ体育館にて行われました、第32回イーストジャパントランポリン競技会の観戦記をご報告いたします。
個人競技Cクラス(女子)…内田祥子(経2)、尊田優花(法1)
個人競技Cクラス(女子)
尊田優花
1,レイアウトバック(後方伸身1回宙返り)
2,ストラドルバウンス(開脚ジャンプ)
3,パイクバック(後方屈身1回宙返り)
4,シートドロップ(腰落ち)
5,スイブル(腰落ち~半ひねり腰落ち)
6,スタンド(腰落ち~立つ)
7,ハーフピルエット(半ひねりジャンプ)
8,ストラドルバウンス
9,タックバック(後方抱え込み1回宙返り)
10,パイク前宙(前方屈身1回宙返り)
<1回目>
今大会は、通しきることを優先しつつ自己ベスト更新を目標として臨んだ。1本目〜8本目はベッドの中心で安定して決めたが、9本目で抱えが不十分になり腕が体側から離れた。10本目で腕が体側から離れ開きが不十分で左側に移動したため、体勢が崩れ、着地が乱れて減点となった。全体を通して安定した演技を実施し、自己ベスト更新となった。
<2回目>
1回目で比較的安定した演技を実施することができたため、2回目ではより高さを出すことを意識して臨んだ。1本目で膝が曲がり、腕が体側から離れた。3本目は潰しが不十分で足が開いた。4本目で伸びが不十分で体勢が崩れた。5本目〜7本目をベッドの中心で安定して決めたが、8本目で前方に移動した。9本目でベッドの中心に戻したが、抱えが不十分で開きが遅れ、腕が体側から離れた。10本目で膝が曲がり、開きが不十分で腕が体側から離れた。前回大会である全日本インカレとは違い、普段の練習から短いアップ時間で通す練習に取り組んでいたため、本番でも落ち着いた演技を実施することにつながった。部内戦や川崎ジャパンオープンに向けて、より難度点を上げた構成にできるよう、練習していきたい。
内田祥子
1,レイアウトバック
2,タックバウンス(抱え込みジャンプ)
3,ストラドルバウンス
4,タックバック
5,タックバウンス
6,ストラドルバウンス
7,パイクバック
8,タックバウンス
9,ストラドルバウンス
10,タックバラニー(前方抱え込み1回宙返り半ひねり)
<1回目>
今大会は、川崎ジャパンオープンで行う予定の構成からいくつか簡単な技に置き換えた構成で臨んだ。1本目で膝・爪先が曲がり腕が体側から離れ、2本目で大きく前方へ移動し、抱えが不十分で右腕が体側から離れた。3本目で潰しが不十分で膝が曲がり、4本目でベッドの中心に戻したが、抱えが不十分で腰が折れ、爪先が曲がった。5本目で腕が体側から離れ、爪先がずれ、6本目で潰しが不十分で膝が曲がった。7本目で膝・爪先が曲がり、開きが遅れ、8本目で腕が体側から離れた。10本目で爪先が曲がり、抱えが不十分で足が開き、開きが遅れた。全体的に落ち着きのない演技となったが、通しきることができ自信につながった。
<2回目>
1本目で膝・爪先が曲がり、2本目で体勢を崩し、前方へ移動した。3本目で膝が曲がった。4本目で爪先が曲がり、抱えが不十分で開きが遅れた。5本目で後方へ移動し腕が体側から離れた。6本目でベッドの中心に戻したが、潰しが不十分で膝が曲がった。7本目で膝・爪先が曲がった。8本目で抱えが不十分で、腕が体側から離れ、9本目で潰しが不十分で膝が曲がった。10本目で爪先が曲がり、抱えが不十分で足が開き、開きが遅れた。着地が乱れ減点となった。2回とも通しきることができ自信につながったが、宙返りのみならず、バウンス系の技の演技点が低く点数が上がらなかった。次の川崎ジャパンオープンに向けて演技点の高い演技をできるよう練習していきたい。
今大会は、東日本トランポリン選手権大会のCクラスがイーストジャパントランポリン競技会に移行してから、慶應として初めて出場する大会であった。また、内田・尊田にとって約2ヶ月ぶりの大会であり、それぞれ前回大会である全日本インカレよりも難度点を上げた構成で臨んだ。結果として、2人とも中断することなく通しきることができ自信につながった。また、前回大会である全日本インカレでは中断したものの、難度点をあげた構成で臨んだ今大会で通しきったことは大きな収穫であった。同クラスやジュニアの選手も多く出場する今大会で得た学びを今後の練習方法や大会への臨み方といった面でも活かしていきたい。
最後になりましたが、ご指導いただきました宮田幸典先生、大嶋諒人先生、審判を務めてくださいました浅見杏樹先輩(R3)ありがとうございました。また、今大会はご多忙の中、黒井一実先輩(H10)、細川万梨子先輩(H18)にご観戦いただきました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。
(記:内田祥子、尊田優花)