こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部数理科学科4年の山﨑大司です。
いよいよ夏休みも今週で終わってしまいます。引き続きオンラインでの授業が行われるようで、やるせない気持ちですが、大学生活最後の授業にしっかり臨みたいと思います。
さて、話は変わりますが、前回福岡が書いていたように私の18年の競技人生を振り返ります。
私は4歳の時に通っていた体操教室でトランポリンを目にして、好奇心から始めました。それから高校生3年生の夏まで、トランポリンに熱中し、怪我や挫折のない競技生活でした。中学生までは刺激的でとても楽しく練習していました。
しかし高校生になると、チームにライバルがいなく、大学受験に向けた勉強も大変で、純粋にトランポリンを楽しむことが難しくなってきました。また、試合数も多く、自分のやりたい練習が出来ない状況になり、次第にトランポリンに対してネガティブな感情が芽生えてしまいました。そして、受験勉強を言い訳にトランポリンから離れる決断をしました。
慶應に入学して、1年半振りにトランポリンをやりたいと思い、器械体操部に体験にいきました。その時に見た練習環境の素晴らしさに感動したことを今でも覚えています。そして、ここでならもう一度頑張りたいと思い入部しました。
そこからの4年間、たくさん失敗や挫折を経験しました。その度に仲間に支えられ、自分の弱さは抱え込むのではなく受け入れるものと気付かされてきました。大学4年間の目標だった全日本選手権出場は叶えられませんでしたが、目標達成に匹敵する程の経験値や頼もしい仲間を得ました。辛いこともたくさんありましたが、引退までの2ヶ月、最後まで大好きなトランポリンを全力で楽しんでいきます。
最後に私の競技人生を支えてくれた言葉を紹介します。
“Nobody’s perfekt = 誰も完璧でない”
どんなに尊敬していて、到底敵わないような人にも必ず欠点が存在する。
拙い文章となってしまいましたが、以上を持ちまして私のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。