最近燃えてきたって話

 皆様こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、環境情報学部4年の上田乃維です。新学期が始まり、とうとう私も4年生となってしまいました。長かったような短かったような学生生活も終わりを迎えようとしていると考えると、少しハッとさせられます。

 4年生ともなると、残りの競技生活も少なくなり、引退へのカウントダウンが刻一刻と迫っております。これまでの競技人生を改めて数え直したら、小学5年生の秋からトランポリンを始めた私は、引退の時には11年トランポリンを続けたことになります。

 11年という期間は、22歳の私にとって、人生のちょうど半分になります。人生の半分をトランポリンと共に過ごしてきたと考えると、いろいろと思い出が蘇ってきます。

 最近は、自分の引退が近づき、最後にはこの構成をやりたい、この技をやりたいという目標の解像度が上がり、日々やるべきことが固まってきました。そうして目標までの逆算がかなり現実味を帯びてきて、自分の最大限の努力ではこの辺りまでいけるんじゃないかという希望を抱けるようになりました。ラストスパートのエンジンが少しづつかかってきているような気がしていて、これまでの人生の挑戦の際に感じた、いける気がするという根拠のない自信に包まれてるような不思議な感覚です。それを感じて、最近ちょっと燃えてきていると思っています。

 4年生となり、時間的にも心身的にも生まれてきたこの余力を、残り少しの競技人生に全力投球して、最後まで最大限トランポリンという競技を楽しみたいと思います。

 これまでの学生生活も密度の濃い充実した生活を送ってきましたが、最後の一年は特に、一生の思い出に残るような深みのある経験を重ねていけたらと思います。

 拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読いただきありがとうございました。最後の1年間も、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。