気付き

こんばんは。本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部4年の山﨑広輝です。本日は部活がオフだったのですが、週末まで頑張った身体はなかなか言う事を聞かないもので、回復に徹する一日になりました。休息も練習の内ですね。

 

さて、私も最近の流れに便乗して自粛明けの練習で感じたことを共有させていただきたいと思います。

私が今最も感じているのは、まだまだ「気付ける」ということです。3か月も休んでいたわけですから、練習始めは非常に慎重にメニューを組みました。身体づくりのためのトレーニングを中心に始め、身体の使い方や姿勢等、体操をする以前の私の身体というものにすごく高い感度で向き合った時間だったと思います。これにより、以前よりも体線がきれいになり、技に関してもよりよい実施になったものがいくつかありました。同時に、以前の自分に対して劣っている部分、継続的にトレーニングをしなければ取り戻せない部分も明確になったと思います。本当にしばらく前に書いたような気がしますが、体操はピラミッド構造のように技術が完成されていると思っています。土台を強固にすればするほど、頂点の精度は高まって行くと思いますので、一度広い視野で体操を見直すための期間としては、この自粛明けの辛い練習も、価値のあるものだったのではないかと思います。

今後は試合に向けて通しを作り上げていく段階になります。もちろん時間はありませんが、こだわるところは妥協せず、精進して行きたいと思います。

 

このところの同期の投稿を見ていると、学生としての体操も刻々と終わりに近づいているのを感じます。中にはジュニアの頃から同じ舞台で競い合っていた選手もいるので、やはり寂しいものですね。すごく苦しい年になっていますが、その分一番濃い年だったと振り返られるよう、頑張りたいと思います。頑張りましょう。

 

以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。