磨く作業

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部1年の小田切伊織です。

先日行われた甲子園決勝にて慶應義塾高校が107年ぶりに日本一に輝いたことは記憶に新しいと思います。私自身は直接甲子園球場へ足を運んだわけではないですが、一塾生として嬉しい気持ちになったとともに、塾高野球部の熱量に負けないように頑張らなくては、と思うようになりました。

さて、前回のリレー日記で結果と努力についての話をしました。今回はそれに関連した事柄について書こうと思います。
私の中の持論として結果を出すうえで最も重要な工程は「仕上げ」の部分であると考えています。彫刻で例えると、やすりをかけて光沢を出す部分になります。体操競技であれば演技が完成した後に膝やつま先への意識、倒立の姿勢などになるでしょう。競技特性上第三者に評価され優劣が決まります。すなわち誰が見ても減点されない演技をする必要があると言い換えることができます。となるとどれだけ仕上げの時間を増やせるかが重要になってきますが、実際は難しいものです。種目ごとの得点の向上には難度価値点を上げる必要があります。一方で技を増やすと演技の成功率が下がってしまい、なかなか仕上げの段階に持ち込むことができません。時間は有限ですので、ある時点で折り合いをつけなくてはなりません。

この折り合いをつけるためにも目標設定は大事になってきます。ある時点での進捗を設定した目標と照らし合わせ、評価することで自分に足りない部分が明白になり、やらなくてはならいことが浮かんできます。私自身全日本インカレが終わり、来年に向けて出発しようとしている段階ですので、長期オフを利用して自身を振り返ってみようと思いました。

拙い文章になってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。