記憶

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科1年の金子慶汰です。
今年もすでに半分以上が終了し、年々時間の流れの速さを痛感している今この頃ですがこれはジャネーの法則といい「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」というものらしいです。

さて、本日は私が心理学の授業で学んだことについて紹介したいと思います。
「記憶について」

皆様は記憶には3種類あるのはご存知でしょうか。
それは感覚記憶、短期記憶、長期記憶の三つです。感覚記憶は保持期間は一瞬ですぐに忘れてしまいます。短期記憶は数十秒ほど、長期記憶は長時間保持することができます。
感覚記憶や短期記憶はどうすれば長期記憶へと昇華することができるのか、そんなことをテスト期間に考えた人は多いのでは無いでしょうか。それは記憶したい情報を頭の中で反復、または復唱すること(リハーサル)や、情報に新たな情報を付け加えること(精緻化)などにより可能になります。
つまり長い期間で情報を記憶し、保持するためにはこれらのアクションを起こすことが必須条件であるのです。

私はこれはトランポリンにも通ずる考えだと思います。例えば新しい技を行う際に試行錯誤を繰り返し、どの位置で開くか、どんな入り方をするのか、どんな力の掛け方をするのか、タイミングの取り方をするのかといった情報を収集します。それらを初回で実践するのは難しいでしょう。反復練習を行い、悪い部分は改善し、再び練習する。そして新しい発見を取り入れる、そうして新しい技は完成するのではないでしょうか。
つまりは自分が納得するまでリハーサルや精緻化を行うことがトランポリン上達の鍵になるのでは無いか、そう考えた次第でございます。以前よりも一層この事に焦点を当て、練習に励み素晴らしい選手を目指していきたい、そう考えた心理学の授業中でした。

拙い文章になってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。