人生経営

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部2年の大脇美怜です。今週からテスト期間が始まっており、普段とは違う時間割になっていますが、生活リズムを崩さず夏休みを迎えたいと思います。

テスト期間にリレー日記がまわってきたこともあり、内容がなかなか思いつきませんでした。

そこで今回は、朝日新聞に掲載されていた本学の商学部准教授、岩尾俊兵さんのインタビューを紹介したいと思います。岩尾さんは経営について、「無限の価値創造をめざして、その障害となるさまざまな対立をひとつひとつ解消していくこと」と定義しています。彼は苦労人でしたが、一生懸命勉強に励み、本学に合格、その後は東大で修士をとり、研究が評価され博士号までとったそうです。その頃ちょうど東大に誘ってくれた藤本さんから、「君は、人として生まれてきて、世の中に何を発信したいのか」という言葉を投げかけられます。岩尾さんはその言葉を聞いて教員のポストや学会での功績に焦っていた自分に気付き、「手段にとらわれず、物事の本質を見る」ことを人生軸に置こうと決めたのです。

この話は未熟な私とっては難解で、もとより彼のレベルには到底達していません。ですが普段日常をおくる上で、物事の本質を忘れているときが多々あります。それは例えば勉強において単位を取ることが目的で授業を受けてしまっていたり、部活動においても来ることが目的になって内容が自分の成長にならないようなことを惰性でやってしまうときなどです。現在の私は自分の人生を「経営」できていないように感じます。岩尾さんのように何かを世の中に発信することは難しいですが、日常の中で何をやるにしても、本質を見極め、自身のためになるように取り掛かれるようになりたいものです。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。