幕開け

初めまして。本日よりリレー日記に参加させていただきます、商学部1年の浦口優(ウラグチ ユウ)と申します。以後宜しくお願い致します。

今回は初めてのリレー日記ということで自己紹介をさせていただきます。

私は13年間体操を続けています。きっかけは私が5歳の時でした。私の姉が先に体操を習っており、幼い頃の私は母親と一緒に姉が体操をしているのを見学していました。姉の練習が終わると床フロアで走り回ったり、鉄棒にぶら下がったりして遊んでいたことを今でもおぼろげながら覚えています。それが私と体操の出会いでした。その後、姉に続くように地元にあった鶴見ジュニア体操クラブに所属致しました。最初は遊びの延長でしたが、小学2年生の秋頃から本格的に競技に打ち込み始めました。幸いなことに当時から全国の最前線や世界を舞台に活躍している先輩、共に切磋琢磨した友人など非常に多く人に恵まれ、クラブに所属し高校に入学するまでの間、数多くのものを学ぶことが出来ました。その後、文武両道を志し慶應義塾高等学校への入学を決断致しました。
高校時代に印象深かったことといえば、まず、高校入学と同時に腰椎分離症を発症し、入学早々、満足に練習することが出来なかったことが思い浮かびます。新たな地で体操を頑張っていこうという矢先の出来事でしたので非常に悔しい出来事でした。その後、なんとか夏頃にはコルセットを身につけて動けるようには回復し、インターハイに団体で出場致しました。しかし、ミスが続き個人としては悲惨な結果に終わりました。また2年生で出場したインターハイもまとまらない演技が続き、あと一歩というところで団体決勝出場を逃すという悔しい結果に終わりました。秋の新人戦では比較的うまく試合が運び、3月の全国選抜への出場権を得ることが出来ました。しかし、やっと演技が仕上がってきたというところで、新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となりました。高校選抜は10月に改めて開催されることになったものの、感染症の影響で練習が満足にできず苦渋の判断の末、辞退という決断を致しました。
こうして振り返ってみると、不完全燃焼としか言い表せない高校生活でした。そのため、このままでは終われないという一心で大学でも体操を続ける決断を致しました。
自分自身でもどこまで体操を突き詰めれば、自分が満足するのかはわかりません。そのため、後悔のないよう、4年間行けるところまで全力で体操に傾倒したいと思います。

至らぬ点も多いかと思いますが、最大限の努力を尽くしますのでご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。