自己紹介

初めまして。本日よりリレー日記に参加させていただきます、薬学部1年の西尾颯馬(ニシオ ソウマ)と申します。以後宜しくお願い致します。

 

今回は初めてのリレー日記ということで自己紹介をさせていただきます。

 

私は4歳~7歳まで東京に住んでおり、体操と出会ったのもその頃です。何故体操を始めたのか明確に覚えていませんが、都内にあったアクション教室に親が私を同道し、そこで飛んだり跳ねたり回転したりすることの楽しみに気づいたからだと認識しています。それから父の仕事の都合で長野県に引っ越すことになり、そこでも体操を続けるために自宅から車で1時間程かかる練習場で活動を行っているクラブに加入致しました。この時から競技としての器械体操に取り組み始め、真剣かつ楽しく練習していました。それも技という判然たる課題が間断なく現れてくるというこの競技の特性が小学生の私には、RPGで敵を倒し進めていくように感じられていたからでしょう。今でも、如何にして敵を倒していくかを考えることは体操の醍醐味であると思っております。
そして中学・高校は地元の公立学校へ進学し変わらず競技を継続していました。高校ではインターハイ出場を目指し日々自己研鑽に励んでいましたが、3年になる頃、コロナが私たちの生活を蝕み始め、数々の大会が中止となってしまったのです。それにより私の目標としていたインターハイも消失し、大変虚しい思いに囚われました。しかし、幸いにも競技に向けていた熱量を早期に受験勉強に向けることが出来て、一年間の猛勉強の末、予てから志望していた慶應義塾大学に合格し、この春入学する運びとなりました。
受験期から友人や塾の先生から薬学部の勉強と体育会の両立は困難であるということを聞かされてきていたので、薬学部で体操を続けることが出来るとは思っていませんでした。また、入学して同学部の友人に相談しても両立は厳しいといわれ、体操をしたい気持ちとのジレンマに非常に悩まされました。しかし、練習場を見学したときに施設や練習の雰囲気に惹かれたこと、先輩に大学で勉強だけしているのはつまらないと言われたこと、高校での引退試合が行えなかったことなど様々なことが要因となり、散々逡巡した結果、入部することを決意致しました。
もしかしたら私は危険な橋を渡ろうとしているのかも知れませんが、やる前から諦めてしまうのは不心得なことだと考えています。大変な分、得るものも大きいと思いますので、能う限り奮励し心技体いずれも成長させていきたいと思います。

 

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。