応援

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の永野祐里です。本日は2月14日ですね。2月14日といえばバレンタインデー、というイメージが一般的には強いかもしれないですが、慶應義塾大学は入学試験期間中です。3年前の2月14日には私も商学部の入学試験を受験しました。前日の夜に地震が来て目が覚めてしまったり、英語が全然できずパニックになったり、と結果合格をいただけたからよかったものの、今思えば散々な受験でした。今回はそんな波瀾万丈だった受験期に感じたことについてお話しさせて頂きます。

波瀾万丈だったとはいえ、私にとって大学受験期は常に苦しかったわけではありませんでした。楽しみにしていた体育大会はコロナで無くなりましたが、学校で友達とくだらない話をしたり、体育の授業で遊びまくったりと、楽しいことも割とありました。とはいえ、流石に直前期は模試の点数がなかなか目標点に届かないこともあって、精神的に厳しい状況に追い込まれました。
そんな状況のとある日、自習中にお腹が空いたので、塾の近くのラーメン屋に行きました。そこで、食事中に少しでも知識を詰め込もうと思い、参考書を読みながらラーメンを食べました。食べ終わり、会計しようと思い伝票を手に立ち上がると、伝票の裏側に何か書いてあることに気づきました。間違えたのかな、と思って裏返してみると、「Fight!」という文字が目に飛び込んできました。初めて会った高校生に、わざわざ応援のメッセージを書いてくれるラーメン屋の店員さんの心優しさに触れ、会計をしながら泣きそうになりました。
その出来事の数日後にも、素敵な出来事がありました。その日は朝から近所のカフェで勉強をしていました。すると、モーニングを食べに来ていた知らないおばあさんが、「よ〜頑張ってんなぁ。その調子で頑張りや!」と言って背中を叩いてくれました。その行動に心を打たれたのを今でも覚えています。この2つの出来事が、最後の最後で心が折れそうになっていた私を勇気づけてくれました。

世間的には、結果が出ないと努力が認められないことが多いかもしれません。ですが、結果を出すまでの努力を見てくれている人は必ずいます。しかも意外なところにいたりします。私は努力して辛くなった時こそ、こうして応援してくれる人・頑張りを見てくれている人は必ずいると思って、努力を継続出来るよう頑張っていきたいと思います。

今、試験会場で頑張っている受験生に少しでも誰かの応援が届くことを心から祈っています。拙い文章となりましたがこれで本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。