楽しいこと

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の金子です。

自粛生活が始まって約3ヶ月が経ちましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。家を出ない間に冬が終わり、春を感じる事も無く夏がやってきていることに気付き、私は少し呆気に取られています。時間が過ぎるのは本当に早いものですね。

さて、今回は自粛生活で感じた事について話をしたいと思います。私の自粛生活は、始まる前に予想していた「ひたすら暇」という事もなく、割と忙しく毎日を過ごしています。授業や課題、トレーニングやミーティングなど、毎日何かしらタスクがあり、それをこなす毎日といった具合です。そんな生活をしている中で私はふと、楽しくないな、と感じました。忙しく、予定は沢山あるのに、何故か充実していないと感じたのです。勿論、人と直接会って話をしていないというのは1つの要因だと思います。ただ、それよりも大きな要因がありました。それは「もがいていない」という事です。

人は何かしらの課題に直面したとき、大体の場合で試行錯誤をしていきます。これは体操をしている時であったり、講義で出された課題をしている時であったりなど、様々な場合で行われるものです。ただ、その試行錯誤の「質」は、対象の物事に対する熱量で決まるのだと思います。私の場合、体操では試行錯誤していくこと自体に楽しさを感じ、そう感じることでより一層、懸命に「もがこう」とします。反対に講義の課題に取り組むときには、試行錯誤する事に苦痛を感じ、より消極的な行動に移っていきます。私には自粛生活中、そのような熱量を持って取り組む対象が無いのです。

この非日常的な状況が、私にとって日常の大切さというものを気付かせてくれたような気がしています。私がどういうものに対して楽しさを感じ、何を求めているのか。そして、体操以外にそういう熱量を持てるものがない事など。これは決して悪いことではありません。これからそういうものを見つける楽しみが残されている、という事です。すぐに見つかるとは思いませんが、色々な事を経験していく上で探していきたいと思います。

拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。