自己紹介

初めまして。本日よりリレー日記に参加させていただきます、環境情報学部1年の松本美亜(マツモト ミア)と申します。以後宜しくお願い致します。

今回は初めてのリレー日記ということで、自己紹介をさせていただきます。
私は中国と日本のハーフで、生まれはロンドンです。日本に来たのは3歳頃だと聞いています。5歳で器械体操と出会い、すぐに子供用クラブに入会しました。当時は、技が出来るようになると貰えるワッペンを集めるのが楽しくて、必死に練習していたのを覚えています。小学校入学と共に朝日生命体操教室に入り、初めて本格的な体操を習いました。私の基盤や、目標でもある綺麗な体操は、全て朝日生命体操教室で学びました。
10歳でアメリカに引っ越してから、選手として器械体操をするようになりました。英語が全く分からなかったため、学校では辛い思いをすることが多々ありました。その分、言葉をさほど必要としない器械体操は私にとってなくてはならない存在でした。基礎を重視し、徐々にステップアップしていく日本に対して、アメリカは「とりあえずやってみる」精神で、初めての技にどんどん挑戦させてくれました。それがとても楽しく、2年ほどは器械体操中心の毎日を送っていました。しかし、中学に上がる頃、徐々に自分の進退について考えるようになりました。「オリンピックで日本代表になりたい」という夢と、「センスのない自分は勉学の道に進んだ方がいい」と。そして、悩んだ末に器械体操は引退しました。その後帰国し、慶應義塾女子高校に進学しました。
女子高では弓術部に入部しましたが、半年ほど経った頃、古傷の右肩が徐々に痛み始め、試合前日になって全く動かなくなり、手術をしました。術後体育の先生に声をかけていただき、大学の練習に2度ほど混ぜていただきました。久し振りにした器械体操は、「やっぱり器械体操が好きだな」と思わせてくれ、大学でまた始めたいと考えるようになりました。しかし、手術や引退期間を考え、両親からは反対されました。それでも根気強く説得し続け、今では応援してもらっています。
一度は辞めてしまった器械体操を6年越しに慶應義塾でもう一度始められるのは、本当に機会に恵まれたなと感じています。綺麗な演技を武器に、ダイナミックさも身につけ、この人がいれば大丈夫と思われるような選手になります。部内で1番器械体操から離れていた身ですが、これからの成長を見守っていただけると幸いです。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。