自己紹介

初めまして。本日よりリレー日記に参加させていただきます、文学部1年の八木滉大(ヤギ コウダイ)と申します。以後宜しくお願い致します。

今回は初めてのリレー日記ということで、自己紹介をさせたいただきます。

私は静岡県の中学校、高等学校を卒業し、この春に慶應義塾大学文学部に進学致しました。

私が体操競技を始めたのは中学校からでした。小学生の頃からアクロバティックな動きに憧れており、時折自分で挑戦していました。その際、転回跳びやバク転を独学で習得できたことから、自分なら体操競技をやっていけるだろうと思い、中高一貫校で体操部のある静岡学園に中学受験を経て入学しました。しかしいざ見学をしてみると、先輩方の練習が自分には到底ついていけるものではないと感じ、一度は断念してしまいました。そうであったにも関わらず体操部に入部したのは、友人の存在があったからでした。中学受験中の塾で知り合った彼は、中学校から体操部に入ることを既に決めており、悩んでいた私に簡単なことから始めれば良いと声をかけてくれたことで、私は体操競技を始めることができました。

それから私は高校でインターハイに出場することを目標に掲げ、練習しておりました。しかし相次ぐ怪我により満足に練習できない期間が長く、高校2年生の時点でその目標を達成することは叶いませんでした。インターハイ出場の最後の機会である大会に向けて1日も無駄にすることはできない状況で練習していた矢先、中学校の時の怪我による胸骨のズレから来る痛みが出てしまい、インターハイ出場を狙える演技構成を完成させることはできないと感じ、受験勉強を始めるためにも、高校2年生の冬に引退を決意しました。

私はインターハイに出場し、推薦入試にて他の大学を受験する予定でした。しかしあまりの部活での大会成績の振るわなさに、一般入試に切り替えて、兼ねてから憧れの大学であった慶應義塾大学を目指すことにしました。私は学業成績の方も良くはありませんでしたので、早く引退することでその遅れを取り戻すことにしました。1年間合格に向けて勉強していたのですが、受験の直前になっても過去の入試問題で一度も合格点に達する事ができず、もう1年勉強することを覚悟しました。そのため、2年間のブランクからの体操競技復帰は厳しいと感じ大学進学後は別の競技に転向するつもりでおりました。そして迎えた入試の結果、やはり私は正規の合格点には届かなかったものの、最終的には補欠者からの繰り上げ合格として、本年度入学することができました。

私は体操部として引退試合を経験できなかった悔しさと、いくつかの技への諦めきれない憧れに再び挑戦する最後の機会を逃すわけにはいかないと思い、この器械体操部へ入部させていただきました。1日でも早く1年間のブランクを取り戻し、目標を達成することのできるよう精一杯頑張りますので、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。