幸せと成功

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部1年の松本梨々花です。

成功が幸せを導くか、幸せが成功を導くか。

これは以前に英語のリスニング練習をしていたときに偶然に出会ったスクリプトのテーマです。今回のリレー日記ではこの話題について取り上げ、質問の答えについて考えようと思います。

実はこのスクリプトの最後には質問に対する答えがありました。質問自体が非常に道徳的内容であるため一見答えが無さそうですよね。しかし当たった文章及び関連の研究内容によると、最近の研究では後者がメジャーな回答であるようです。前向きな気持ちを持つ人は活力や自信に溢れていてこの状態がその人を成功に導く傾向にあるそうです。ここで一つ興味深いのは幸せな人は前向きであるという考え方です。この文章を読み、私は質問の答えを信じてこれからはまず幸せになろうと思いました。

さて私の頭のなかにはお花畑に座っているお姫様のような幸せいっぱいの自分が何もかも成功するという夢物語が再生されました。一瞬幸せな気持ちになりましたが残念なことにすぐに厳しい現実世界に引き戻されてしまいました。実はこの読解をして英語の試験を受けたあとに、授業で怪我をしてさらに松葉杖生活が始まったと同時に期末試験で春の結果を残さなければならないという大きな試練に直面したためです。

前向きになることは時として難しいことだと思います。松葉杖がとれて心も体も普段の生活に戻れてきた今、8月の自分を振り返って思うのは、周りの友達と先輩がいなければ前向きになれた瞬間などは無かったかもしれないということです。もちろん怪我をしなかったとしても勉強や部活、様々なことで感情に全く波のたたない生活を送ることは難しかったと思います。しかし今回、友達と先輩に話を聞いてもらえたことは本当に自分の心の支えとなり、結果的に気持ちの安定に繋がったと感じています。

人が置かれる状況は時が経つにつれ変化します。しかし自分が前向きになれることを信じて時に人に頼ってみたりアドバイスをもらったりしながら前向きでない自分に気づいたときはそれを変えていこうと努力することが、幸せな状態そして成功に近づくために必要な働きかけなのではないでしょうか。とても当たり前のようなことかもしれませんが、怪我から復帰しつつある私にとっては自分自身に語りかけていきたい言葉です。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。