辛い時こそ笑顔で

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科1年の伊保内啓佑です。三寒四温のこの季節ですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて突然ですが、「努力は必ず報われる」という言葉を一度は耳にしたことがあると思いますが、果たしてこれは本当でしょうか。

そんなことはありません。努力は平気で裏切ります。どんなに頑張っても報われないことは往々にしてあります。自分の力ではもうどうしようもないとき、私はこれを「挫折」と呼びます。真っ暗なトンネルに閉じ込められたような気持ちになりますよね。私の19年という短い人生の中でも挫折は味わいました。体操においても、学業においても、プライベートにおいても。
原因は様々です。タイミングの良し悪しであったり、裏で何かしらの力が働いていたり、自分の能力の限界値であったりと、自分にはどうしようもないことが多かったりします。「挫折」に対して、自分でどうにかできるものは「失敗」であると考えます。「失敗」は、仮に同じような場面に遭遇した場合、前回の学びから、より良い結果へと改善することができます。「挫折」の場合、そうとは限りません。だからこそ辛いのです。

できれば「挫折」など避けて通りたいものです。真っ暗なトンネルなんて立ち入りたくないものです。怪我をして大好きな体操ができなくなった時もありましたし、受験に落ちたこともありましたし、大切な人に裏切られたこともありました。もう二度と味わいたくない思いばかりです。
しかし、暗いトンネルの中で自分まで暗くなっていては、周りが全く見えなくなってしまいます。人間は挫けるたびに強くなります。強くなるたびに優しくなれます。だからこそ、私は辛い時こそ明るくあろうとします。そうすれば、いずれ必ず周りも明るくなると思うからです。「辛い時こそ笑顔で」。これを忘れずに、これからの人生も明るく過ごしていければと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。