限りある時間

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、総合政策学部1年の小田切伊織です。

早いもので2023年も残り2か月となりました。毎年この時期になると1年があっという間に過ぎたなぁ、と感じますが、どうやらこれは「ジャネーの法則」という自分の人生全体に対する1年の比率が小さくなることから感じられる心理現象に起因するようです。将来は今より時間が短く感じるとも言えるため、いまを大切に生きようと感じます。

さて、これに関連するような話ですが、私は最近「引退」について薄々感じるようになってきました。入部して半年しか経っていないのに何言っているんだ、と思われるかもしれません。しかし、器械体操部の引退まで3年、仮にその後社会人で25歳まで競技を続けるとしても後6年の時間でしょう。私は6歳のときに競技を始めたため、競技人生全体でみたときの4分の1程度の時間しか残っていません。もう終わりに近いのです。
正直なところ、私は体操のない生活なんて全く想像つきませんし、少しの怖さも覚えます。と、いうのも今までの人生はほかのことは犠牲にしてきたと断言していい程、学業と体操しか記憶にないところにあります(一時期体操に熱中しすぎて、学業が疎かになってしまい、多大なるご迷惑をおかけした時期もありましたが)。言ってしまえば、体操以外のことに興味があまりないのです。それが引退後の不安につながっているのではないかと感じました。そのため、いまはオフの日を利用して自分のライフスタイルというものを探そうとしています。ここで書くと長くなってしまうため、また別の機会にでも紹介しようと思います。
とはいえ、人生の中では競技をしていない時間のほうが圧倒的に長いです。遊びや趣味などは引退後の人生でもできますが、体操はいまの時期しかできません。だからこそ最後まで本気でやり切りたいとこの文章を書いていて感じました。

拙い文章となりましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。