願わくば

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、商学部3年の浦口優です。

昨日、日本の最前線で戦っている体操選手である神本雄也選手に蝮谷体育館までお越しいただきました。技術的な面でもたくさんのことを教わりましたが、自分としては神本選手の基礎へのこだわり、サーキットトレーニングを導入した経緯など、体操への向き合い方に関して学ぶことが多かったように感じます。吸収したこと全てを余すことなく今後に活かせていければと思います。

先日、今年のインカレの反省として目標設定の杜撰さがあるのではという指摘をいただきました。自分としても薄々感じていたこともあり正直耳が痛い指摘でした。そこから自分なりに目標についてあれこれ考えてみたので、本日はそのことについて述べていこうかと思います。

まず過去を振り返ってみて第一に出てきたのは自分は高い目標を掲げがちということです。適切な目標設定が大事とはよく言いますが、自分の場合はそれが確実にできていなかったと改めて実感しました。我らが首藤先生も日頃から「小さな勝利」とよく仰っていますが、やはり改善すべき点でしょう。
ではなぜ無理のある目標を設定してしまうのか、ここについても深掘りしてみました。その結果、目標は他人との比較、つまりは相対的に設定されるからという結論に至りました。仮に体操で考えると順位ではなく点数で目標を設定したとしても、その点数は他の選手と比較した相対的な根拠から点数を決定していることになります。目標設定は他人と比較しないことが美徳とされているように思いますが、自分としては結局は他人の影響を受けることは避けられないと考えます。どんなに他人を気にしてないように装っても、背後には常に鋭利な双眸が控えている。そのため、そのような状況下で、大切にするべきことはいかに自分で妥協点を見つけられるかだと考えました。極端に言うと己に赦しを与えられるのは己自身に他ならないということです。
自分でも、どこまでいければ自分に赦しを与えられるのかよく考えてみたいと思います。

まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。