脳は現実と想像を区別出来ないそうです

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、薬学部薬科学科2年の西尾颯馬です。薬学部では新学期が始まり3週間が経とうとしています。春学期とは打って変わって、生活リズムの整った生活が出来ています(今のところ)。是非とも継続させてきたいですね。

そんな私ですが9月の頭に肩の脱臼の手術を致しました。現在は安静期間のため医者から運動は禁止されており、許可が下りているのはストレッチのみです。そのため練習場に行っても出来ることは大方無く、良くも悪くも自由に使える時間が増えました。このことで強く感じるようになったのがイメージトレーニングの重要性です。イメージトレーニングは以前から重要だと言われ続けてきましたが、成果の曖昧さからその効果について半信半疑になっていました。しかし、技術の向上のために猫の手も借りたい気持ちでしたので、好機だと思い改めて調べて見ました。その結果、有用性は多くの研究により証明されていることが分かりました。ただし、効果について疑ったまま行うと基本的に成果は出ないそうです。つまり、私が懐疑的になりながら行っていたものは効果が無かったということです。脳科学の奥深さを垣間見たと同時に時間の浪費を後悔しました。
有用性についてですが想像以上に絶大なものでした。例えば、バスケのシュート練習にてイメージトレーニングを行っただけで、実際に練習していた人と同じ成果がでたというものや、筋トレのイメージを行っただけで筋力が増強したことなどが示されていました。にわかには信じ難い例ばかりですが、紛れもない事実です。これには驚きを隠せませんが、尚更イメージトレーニングを行う必要性を感じるようになりました。ですので、体を思うように動かせず自己憐憫に陥っている時間はありません。僅かな時間もイメージトレーニングを活用して技の上達のための時間に変換していこうと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました