7年後の自分

こんばんは、本日のリレー日記を担当致します、経済学部4年の中島聖也です。

日吉の銀杏並木の銀杏もちらほらと実を落としはじめ、芳烈な香りとともに秋の深まりを感じています。二十四節気では霜降の候と呼ばれ、露が霜となって降り始める時期だそうです。寒さが段々と厳しくなりますが、負けずにアクティブに日々を過ごしていきたいものです。

さて、他の4年生も触れている通り、これが最後のリレー日記となります。最後という事で同期に倣って今までの競技生活を振り返りつつ、思いなどを綴ろうと思います。

私の競技生活はまず怪我から始まりました。高校に入部して早々に腕を骨折して、上達していく同期の横で必死に応援していた覚えがあります。当時の私は落ち着きがなく、時には学校から叱られるような行儀の悪い1年生で、周りの方にも迷惑をかけたと思います。そんなマイナスからのスタートとも言える私の競技生活ですが、高校のトランポリン部門の主将を任され、十数人の部員を引っ張ってチームを動かす経験をしました。全てが初めての経験でチームで同じ方向に向かっていく難しさや苦悩もありましたが、そのような中でも先生やOBOGの方々の支えがあり、仲間がいたからこそ競技が楽しく、競技が楽しかったからこそ大学でも続ける決意を固めて頑張ることができました。大学でも他大学やクラブチームとの交流や、同期とのチーム運営の経験から様々な学びを得て、成長することができた7年間でした。

この7年間を振り返って、器械体操部に入り競技を続けてきた経験の中で無駄なものは一つも無かったと確信しています。もし7年前の自分に声をかけるなら、入部したその選択は間違っていなかったと胸を張ってそう言えると思います。来年から社会に出て様々な岐路に立たされる中で、7年後の自分は今の自分になんと声をかけるでしょうか、どのような思いを抱くでしょうか。
7年後に自分を振り返った時に胸を張っていられるように1日1日を大切に、まずは残り少ない競技生活を後悔のないように過ごしていきたいと思います。

拙い文章となってしまいましたが、以上で私のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。