仮面の下の悪夢

こんにちは、本日のリレー日記を担当させていただきます、環境情報学部3年の上田乃維です。

もう11月も下旬となり、2023年も残すところ1ヶ月となりました。疲労はたまり、限界がちらついてくるような期間となってしまっていますが、先輩や仲間とご飯に行ったりお酒を飲んだり、すごく楽しい時間も増え、日々の辛さを忘れさせてくれてるような気がしています。とても感謝しております。

悪夢にうなされるような夜はありますか。誰しも1度は経験したことがあるのではないでしょうか。暗い夜の闇の中で眠れずに時間だけがすぎていくような夜には、よく悪夢に襲われている気がします。自分が起きているのか夢の中なのかもわからず、頭の中でさまざまなディストピアが展開されていきます。怖い思いや虚しい思い、消失感を覚える夜に、自己の存在がぼやける夜。疲れているのでしょう、すごく病んでるような文章になってしまいました、、笑

「仮面の下の悪夢」と聞いて、どのような想像をされるでしょうか。夢の中の話なのか、はたまた現実世界の話なのか、仮想空間の話かもしれません。どの領域においても苦しさ、虚しさに襲われることはあるでしょう。その苦しさや虚しさを悪夢と呼べば、多くの人が悪夢を彷徨っているのではないでしょうか。その中でも今回は、現実世界に潜む悪夢について触れていきたいと思います。

人は皆、仮面をかぶって生きている。というフレーズに納得できる人は多いのではないでしょうか。少しマイナスな印象を受ける言葉でもありますが、現代社会を生きていく上で仮面をかぶるというのはもはや必須のスキルでしょう。自分の弱い部分、本音、心の奥底に眠る本性には重い蓋をして、明るく愉快に振る舞える仮面をかぶる。こんなことは意識せずとも行っているでしょう。

今、私が問いたいのは、その仮面を外すことは正義なのか、ということです。成功者のインタビューやアニメ、漫画の世界では、本音を話すこと、自分の本心を曝け出すことは美徳であると感じる場面が多いです。殴り合いをするほどぶつかり合った、仲間同士で怒鳴り合ったなどといった話を聞いたことがある人も多いと思います。ワンピースの世界でも、ルフィがサンジに「本心を言えよ!」と怒鳴っていましたが、そのようなぶつかり合いはお互いの信頼度が高くあってはじめてできるものではないでしょうか。仮面を外せるから信頼できるのではなく、信頼関係にあるから仮面を外せる。と考えた方が自然なように感じます。

信頼関係のもとで自分を曝け出し関わり合えるのであれば、相手に対して仮面を剥がすことを要求すること、まして強要することは信頼を損ねる行為であり、むしろ深い関わりはなくなってしまうでしょう。そういう意味では、他者への干渉はできれば避けたく、関わり方もすごく難しく感じます。

最近の体操部でもコミュニケーションの不足や不満などから生じるお互いの不信感など、対人関係でもさまざまな課題があるように思います。考え抜いた解決策をもって対応していきたいと考えていますが、人間同士のコミュニケーションであり、パーソナリティ、性格による個人差が大きく、とても難しく感じます。今後もみんなとしっかりと議論し合いながら、うまく進めていきたいと思います。

今回はすごく中途半端なところまでしか書けませんでした。自分のなかでもまとまり切っておらず、一回のリレー日記で思いを綴るのはまだ難しかったです。今後も思考の場は多く、いろんな考え方の人と出会い、自分の意見が形成されていくことを期待しています。また改めて自分の考えを述べる場として、ここで表明できたらと思います。

最後までご精読いただきありがとうございました。続きをお楽しみにお待ちください。