勇み肌

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科1年の釜屋有輝です。

新年が明け、1月もいよいよ終わりに近づいているこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はまさに期末試験の真っ最中であります。試験2週間前から試験勉強を開始している私は大学生の鑑と言えるでしょうか。そんな中、「授業に出ていなかったからノートを送って欲しい」「過去問を送って欲しい」という旨のメッセージが私の元に多数寄せられます。これは私に限らず、多くの学生が経験したことのある出来事ではないでしょうか。人間というのは不思議なもので、自分と同じ大きさの利益をより効率的に得ようとする他者がいると、その利益の獲得を妨げようという意思が働きます。(これは私だけかもしれませんが。) 大抵、私はこういったメッセージが届くと1~2日空けてから「試験勉強が忙しかった」という難癖をつけて返信をするようにしています。と、なんだか試験勉強に対する私の愚痴っぽくなってしまいましたが、良く言えば、ノートや過去問をせがんでくる彼らはある意味、上手い生き方をしているとも言えます。要するに私が言いたいのは「人に頼る」ということが思いのほか簡単ではないということです。「頼る」という行為は「自分で解決できないが故に人に助けを求めること」で否定的に見られることもありますが、いざ人を頼るとなると萎縮してしまう、なんて経験をしたことはないでしょうか。それは自分のプライドが邪魔をしているのか、原因はわかりませんが、「人に頼る」というのは意外と難しいことであるのは確かです。と言いますのも、「頼る」ことは両者に信頼関係が築かれていることが前提に行われる行為だからです。初めて会った人に「頼る」ことはできないでしょう。つまり、「人に頼る」ことができるのもそれは自らにとって頼れる、信頼できる相手がいるということですから非常に誇らしいことなのかもしれません。また、頼られる側の人間にとっては自分を信頼してくれる人がいるということですから不平、不満を言わず、その関係を大切にしていくべきです。
そんな勇み肌な、頼りがいのある大人になりたいと思った今日此の頃でした。

拙い文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。ご精読ありがとうございました。