私の兄

こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、理工学部4年の藤田優人です。

 

今年度兄が社会人となり、4月に会社の寮へと移動しました。兄とは活動する時間が異なるためここ数年あまり話してはいないのですが、約20年間一緒に暮らしてきたので、今回は兄との思い出について書きたいと思います。

 

小さい頃兄と喧嘩して、たしか私がボロ負けしたときでした。そのあとリビングにて、兄が何事もなかったかのようにうつ伏せでゲームをしていたので、私は仕返しをしようと思い後ろからそっと近づきました。そして寝ている兄のお尻を目掛けて思いっきり蹴りました。

しかしその衝撃と共に兄はなぜか気持ち良くオナラをし、痛がる様子もなく「何してんだよ」と振り返って言うと、再びゲームをし始めました。

喧嘩に負けた直後でしたが、再び兄との圧倒的な力の差を目の当たりにし、成す術もなく自分の部屋へと帰っていきました。

 

別の日、兄の友達と家族でスキー旅行に出掛けました。スキー場に到着するや否や、兄とその友達はすぐにスキー板を持ち、リフト乗り場に走っていきました。私も一緒についていきたかったため、親に何も言わずに勝手に後を追いかけました。

山の上で兄たちと合流したのですが、無情にも兄は私を突き返し、そのまま友達と滑りにいってしまいました。しょうがないので私は一人で滑っていましたが、スキー場があまりにも広いため、すぐに迷子になってしまいました。3時間くらい彷徨い、もはや遭難しかけていたのですが、どうにか知恵を振り絞り泊まっているホテルへと帰りました。その後心配した親がホテルに戻ってきたのですが、そのとき母親にとんでもないくらい怒られたのを今でも覚えています。

兄が悪いところもあったため、当時は理不尽だなと思っていましたが、今思えば親に何も言わなかった私が確実に悪いですね。前日に、兄のゲーム機をソファーから落として壊していたため、その罰が当たったのかなと勝手に考えてます。

 

また別の日、高校生の兄はサッカー部に所属しており、蹴る力がとても強いのですが、一度だけその兄に太ももを蹴られたことがありました。たしか私が自転車を勝手に借りたせいで、兄が出掛けられなかったのが原因だったと思います。兄にとっては軽い蹴りだったと思いますが、くらった私は一発だけで「おわった」と思いました。痛すぎて、しばらく半泣きのままうずくまっていました。たしか2分くらいは立ち上がれませんでしたね。

私が悪いのでどうしようもなかったのですが、次の日には練習があったので、その後はお風呂に入って傷を癒しました。

 

結局悪い思い出ばかり書きましたが、意外にも良くない思い出の方が鮮明に覚えているものですね(よく考えたら私が発端の事件だからでした)。

 

実際のところ兄は努力家で友達思いなので、あまり話しはしませんが陰ながら尊敬しております。体調を崩さずに仕事を頑張っていってほしいです。

 

以上で、本日のリレー日記を終了させていただきます。ご精読ありがとうございました。